今日のお金ニュース(2024年5月22日)

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個人的に気になったお金に関するニュースを紹介していきます!

この記事でわかること
  1. 2024年4月の首都圏における新築マンション価格の価格動向
  2. 同発売戸数の動向
  3. 新築マンションの価格・発売戸数についてのトレンド

4月の首都圏マンション価格下落 2カ月連続、発売戸数は大幅減

4月の首都圏マンション価格下落 2カ月連続、発売戸数は大幅減(共同通信) - Yahoo!ニュース
不動産経済研究所が21日発表した首都圏(1都3県)の4月の新築マンション1戸当たりの平均価格は、前年同月比で4.3%安い7412万円だった。下落は2カ月連続。東京23区で高額物件の発売がなく、全体

4月の首都圏のマンション価格が下落、発売戸数も減少してるよーって記事です。

記事の元ネタはこれですね。

首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024年4月https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/591/m6e2wwdvy.pdf

記事では首都圏とひとくくりですが、やはり地域ごとにばらつきがあります。

下記の表は2024年4月の新築分譲マンションの発売戸数と平均単価をまとめたものです。
※()は前年同月比

発売戸数平均単価
首都圏972戸 (▲42.5%)7,412万円 (▲4.3%)
東京23区480戸 (▲21.3%)9,168万円 (▲22.1%)
東京都下146戸 (▲29.5%)5,814万円 (+4.5%)
神奈川県205戸 (▲49.5%)6,093万円 (+5.2%)
埼玉県70戸  (▲73.7%)5,088万円 (▲8.8%)
千葉県71戸 (▲64.7%)4,929万円 (+7.3%)
株式会社不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024年4月 より筆者作成

全体に占める割合が大きい首都圏の発売戸数や価格下落に全体が引っ張られている感じがしますね。

その中でも埼玉県は発売戸数、平均単価ともに下落しており、東京23区以外の他地域とは異なった傾向となっているようです。

ちなみに2023年4月の同データは以下の通りです。
※()は前年同月比

発売戸数平均単価
首都圏1,690戸 (▲30.3%)7,747万円 (+23.1%)
東京23区610戸 (▲53.3%)11,773万円 (+60.3%)
東京都下207戸 (+200.0%)5,564万円 (+15.5%)
神奈川県406戸 (▲17.5%)5,792万円 (▲2.2%)
埼玉県266戸  (+28.5%)5,578万円 (+23.9%)
千葉県201戸 (▲43.1%)4,595万円 (+8.3%)
株式会社不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2023年4月 より筆者作成

こうしてみると昨年度の東京23区の価格上昇はすごいですね、、1年で1.6倍とは・・

2024年は発売戸数も平均価格も下落しているので、これまで首都圏のマンション価格を牽引してきた東京23区のマンション需要に若干陰りが見えてきたということでしょうか。

長期金利も状況的に上がりトレンドな感じですので、今後も不動産価格は下がる方向になる気がしてます!

ちなみに、同資料に過去数年の推移もありましたので参考までに↓
株式会社不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2024年4月より引用

まとめ

2024年4月度こそ、発売戸数の減少や価格下落はありましたが、記事によると5月以降に大型の案件が控えているとのことで、一時的な下げの可能性もあります。

とはいえ、データから見ても近年かなり不動産価格は上昇していたようにみえるので、今後は少し戻すのではないかと思います。(我々庶民からするといずれにしても高い買い物ですが、、)

新築マンションを狙う方は、今後お買い得価格になるかどうか、引き続きウォッチしていきたいですね!

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